MEMORY OF THE GREEN
緑。それは想い出の色。永遠の色。
旅行中にふと脳裏をよぎったとある記憶を題材に、
天門個人の音楽原点のひとつである
ニューエイジミュージック寄りの作風でまとめた
通算13枚目のアルバム。
旧友の撮影した写真でジャケットが構成されている。
曲イメージメモ
01 THE DAY OF FINE
ある晴れた日、森の中の古城を散策。
02 WIND TO WANDER
風がどこから来てどこへ行くのか、誰も知らない。
03 INNOCENT RAIN
雨の音とピアノの音は良く似合う。
04 THE GREAT VOYAGE
「大航海」。この言葉には何か心の奥底で魅力を感じる。
05 STARRY SKY
冬の夜空は星が満天で、いつもオリオン座をさがす。
06 光と風
「電界紀行」でやったような、
故、星吉昭氏リスペクト。
私自身の中に星氏のメロディ運びが沁みこんでいる事を自覚している。
07 DEEP DARKNESS
海の底の闇にはいつも恐怖を感じる。
私はちょっと水族館が苦手。
08 JOURNEY TO THE ANOTHER STAR
曲の前半と後半で自分の中で着想が違った曲。
後半部のコード進行はかなり好きなので、
今後もお目に(お耳に?)かかると思う。
09 上海月下
もうかれこれ20年くらい前の曲。
東洋チックなテクノポップを模索していた中の一曲。
上海には行った事がないけれど
エキゾチックな夜の余韻を楽しんでいるイメージ。
10 MEMORY OF THE GREEN
表題曲。
ストリングスの音のみの曲は好きなのでやりたかった。
自分が緑に囲まれて暮らしている、という
イメージがふと頭をよぎった事が、アルバムの着想になった。
11 屋根裏の地図(MEMORY Ver.)
これも20年くらい前、会社の同僚がやっていた
「ラブサリス」というユニットの為に書いた曲。
ギターのまつもとひろしさんが故人となってしまわれた追悼。